ジェントルマックスプロ(GentleMax Pro)で医療脱毛を検討していると、
- 「デメリットはある?」
- 「副作用やリスクは?」
- 「自分の肌でも受けられる?」
- 「やけどや硬毛化が心配」
と気になる方も多いでしょう。
結論からいうと、ジェントルマックスプロは医療機器として承認されたレーザー装置ですが、デメリットや副作用・リスクがないわけではありません。
PMDAが公開しているGentleMax Proの電子添文には、熱傷、凍傷、水疱形成、色素沈着、色素脱失、紅斑、浮腫、毛嚢炎、多毛化・硬毛化などが有害事象として記載されています。
また、皮膚の状態などによって使用できない部位や、慎重な判断が必要なケースもあります。
一方で、これらは「ジェントルマックスプロは危険」という意味ではありません。
大切なのは、メリットだけで脱毛機を選ぶのではなく、どのようなデメリット・リスクがあり、自分の場合はどのような点に注意すべきかを施術前に確認することです。
この記事では、ジェントルマックスプロのデメリット、副作用・リスク、施術を受けられない・慎重な判断が必要なケース、リスクを抑えるためのクリニック選びまで公式情報をもとに解説します。
GentleMax Proそのものの特徴や効果、痛み、料金について知りたい方はこちらをご覧ください。
この記事でわかること
- ジェントルマックスプロの主なデメリット
- 考えられる副作用・リスク
- やけどや色素沈着が起こる可能性
- 硬毛化・増毛化について
- 施術できない、または慎重な判断が必要なケース
- リスクを抑えるために確認したいポイント
- クリニックを選ぶときに確認したいこと
結論|ジェントルマックスプロにはデメリットや副作用・リスクがある
ジェントルマックスプロは、755nmのアレキサンドライトレーザーと1,064nmのNd:YAGレーザーを搭載した医療用レーザー装置です。
医療機器承認番号は23000BZX00128000で、PMDAの電子添文では「レーザの選択的熱作用により、長期的な減毛を目的とした装置」とされています。
しかし、承認された医療機器であることと、副作用やリスクがまったくないことは別です。
ジェントルマックスプロの脱毛で知っておきたい主な点を整理すると、次のとおりです。
| デメリット・リスク | 知っておきたいこと |
|---|---|
| 痛み | 部位・毛質・波長などによって強く感じる場合がある |
| 赤み・腫れ | レーザー照射後に生じることがある |
| やけど | レーザーの熱によって生じる可能性がある |
| 色素沈着・色素脱失 | 有害事象として電子添文に記載 |
| 毛嚢炎 | 毛穴に炎症が起こる場合がある |
| 硬毛化・多毛化 | 照射部位や周囲で起こる可能性がある |
| 施術できない場合がある | 皮膚状態・病変などによって照射できない場合がある |
| 複数回必要 | 1回ですべての毛がなくなる治療ではない |
PMDAの電子添文でも、脱毛では複数回の治療が必要であり、期待される効果は永久的なものではないことを患者へ説明するよう記載されています。
つまり、
「効果が期待できる医療レーザーだからデメリットがない」
と考えるのではなく、
効果とリスクの両方を理解して施術を受けること
が重要です。
ジェントルマックスプロの7つのデメリット
ジェントルマックスプロを検討する際に、特に知っておきたいデメリットを7つに整理します。

1.施術時に痛みを感じることがある
ジェントルマックスプロは熱破壊式の医療レーザー脱毛機です。
痛みの感じ方には個人差がありますが、毛が太く濃い部位や使用するレーザーなどによっては、痛みを強く感じる場合があります。
ジェントルマックスプロには、レーザー照射時に皮膚表面を冷却するDCD(ダイナミッククーリングデバイス)が搭載されていますが、冷却機能があるから痛みがなくなるわけではありません。
痛みに不安がある場合は、施術前に麻酔の有無・料金やテスト照射について確認しておくとよいでしょう。
2.赤み・腫れ・ヒリヒリ感などが出ることがある
レーザー照射後には、皮膚に赤みや腫れなどが生じる場合があります。
PMDAの電子添文でも、紅斑、浮腫、掻痒感などが有害事象として記載されています。
レジーナクリニックも、レーザー照射後には熱によって赤み・腫れ・ヒリヒリ感などの炎症が起こる場合があると案内しています。
症状の程度や経過には個人差があります。
強い症状が続いたり悪化したりした場合は、自己判断せず施術を受けた医療機関へ相談してください。
3.やけど・水疱が起こる可能性がある
医療レーザー脱毛では、レーザーの熱によってやけどが起こる可能性があります。
PMDAのGentleMax Pro電子添文には、
- 熱傷
- 水疱形成
- 痂皮形成
などが有害事象として記載されています。
また電子添文では、初回治療は低めのフルーエンスから開始し、皮膚の反応を確認しながら慎重に調節することなどが示されています。
したがって、
「出力が高いほど効果が高くて良い」
と単純に考えるのは適切ではありません。
肌質・毛質・施術部位などに応じて、医療従事者が適切に照射条件を設定することが重要です。
4.色素沈着・色素脱失のリスクがある
レーザー照射後には、色素沈着や色素脱失が生じる可能性があります。
これらもGentleMax Proの電子添文に有害事象として明記されています。
特に日焼けなどで皮膚の色調が変化している場合には注意が必要です。
電子添文では、日光皮膚炎がある場合には皮膚の色調が元に戻るまで治療を避けることとされ、その理由として熱傷、水疱形成、色素沈着、色素脱失のおそれが示されています。
施術前後の紫外線対策も重要です。
5.毛嚢炎などの炎症が起こる場合がある
PMDAの電子添文では、毛孔一致性の炎症や毛嚢炎も有害事象として記載されています。
レーザー照射後に毛穴を中心とした赤みやブツブツなどが生じる場合があります。
症状が出た場合には自己判断で処置せず、必要に応じて施術した医療機関へ相談しましょう。
クリニックを選ぶ際には、施術後に肌トラブルが生じた場合の診察や薬の処方についても確認しておくことが重要です。
6.硬毛化・多毛化が起こる可能性がある
医療レーザー脱毛では、照射後に以前より毛が太く濃く見える「硬毛化」や、毛が増えたように見える「多毛化」が起こる可能性があります。
GentleMax Proの電子添文にも、
照射部位および照射周囲部の多毛化・硬毛化
が有害事象として明記されています。
ただし、
「ジェントルマックスプロを使うと必ず硬毛化する」
という意味ではありません。
特に顔や背中など産毛の多い部位を検討している場合は、契約前に硬毛化が起きた場合の診察・対応方針を確認しておくとよいでしょう。
産毛について詳しくはこちらで解説しています。
7.1回ですべての毛がなくなるわけではない
ジェントルマックスプロは「1回照射すれば脱毛が完了する機械」ではありません。
PMDAの電子添文にも、レーザー脱毛では複数回の治療が必要で、期待される効果は永久的なものではないことを事前に説明するよう記載されています。
必要な施術回数は、
- 毛質
- 毛量
- 部位
- 肌状態
- 照射条件
- 毛周期
- 希望する仕上がり
などによって異なります。
GentleMax Proの効果・必要回数・経過についてはこちらで詳しく解説しています。
ジェントルマックスプロを使用できないケース
ここは「向かない人」と「医学的に使用できないケース」を混同しないことが重要です。
PMDAの電子添文では、以下の患者または部位にはGentleMax Proを使用しないこととされています。
- 皮膚悪性腫瘍がある部位
- 755nmまたは1,064nmの波長域の光に過敏、または光線過敏症がある場合
- 単純ヘルペスウイルス1型または2型の活動性病変がある部位
- 開放創や感染状態にある皮膚
- 刺青を入れた皮膚
刺青部分については、色素がレーザー光を吸収することによる熱傷のリスクが理由として示されています。
したがって、自分で「照射できるだろう」と判断せず、該当する可能性がある場合は必ず医療機関へ申告してください。
ジェントルマックスプロを慎重に検討する必要がある人
「絶対に受けられない」とまではいえなくても、医師による慎重な判断が必要なケースがあります。
PMDAの電子添文では、たとえば次のようなケースについて注意が示されています。
日焼け・日光皮膚炎がある
日光皮膚炎がある場合は、皮膚の色調が元に戻るまで治療を避けることとされています。
レーザーの熱によって、熱傷、水疱、色素沈着、色素脱失などが生じるおそれがあるためです。
光線過敏症に関係する薬を服用している
電子添文では、光線過敏症を引き起こす薬剤や755nm・1,064nm付近の波長で光線過敏症を起こす薬剤を服用している場合、医師に相談することが示されています。
服薬中の薬がある場合は、カウンセリング時に必ず伝えましょう。
ケロイド・肥厚性瘢痕がある
レーザー照射の刺激によってケロイドが拡大する可能性があるため、慎重な照射が必要とされています。
黒子がある部位
黒子のメラニンがレーザー光を吸収し、熱傷につながる可能性があります。
電子添文では、黒子のある部分への照射を避ける、または白色テープなどで保護することが示されています。
妊娠中・妊娠の可能性がある
GentleMax Proの電子添文では、妊婦・胎児に対する安全性が確立されていないため、妊婦および妊娠の疑いがある患者には慎重に使用するとされています。
妊娠中または妊娠の可能性がある場合は必ず医療機関へ伝えてください。
デメリットやリスクを抑えるために確認したい5つのポイント
GentleMax Proのリスクを完全にゼロにすることはできません。
しかし、施術前に確認しておきたいポイントがあります。

1.肌質・毛質を確認してから照射条件を決めているか
GentleMax Proは照射条件を一律に設定する機器ではありません。
電子添文にもスキンタイプなどに応じた治療パラメータが示されています。
2.必要に応じてテスト照射を行えるか
PMDAの電子添文では、小範囲へのテスト照射を行い、その反応を確認したうえで適切なフルーエンスを決定して本照射へ進むことが示されています。
肌トラブルや痛みが心配な場合は、テスト照射について確認しておくとよいでしょう。
3.痛みへの対応を確認する
麻酔の有無・料金、冷却方法などを確認します。
特に痛みに不安が強い場合は、契約後ではなくカウンセリング時に確認しておくことが重要です。
4.肌トラブル発生時の診察・薬の対応を確認する
やけど、炎症、毛嚢炎などが生じた場合に、
- 「誰が診察するのか」
- 「薬の処方はあるのか」
- 「追加費用はかかるのか」
まで確認しておきましょう。
5.硬毛化への対応方針を確認する
顔・背中など産毛の多い部位を希望する場合は特に、
硬毛化が疑われた場合に、どのように診察・照射方針を見直すのか
を確認しておくと安心です。
ジェントルマックスプロのデメリットが心配な女性へ|クリニック選びで確認したいこと
GentleMax Proを選ぶときは、
「この機械を導入しているか」
だけでクリニックを決めるのは十分ではありません。
副作用やリスクまで考えるなら、
- 自分の肌質・毛質を確認してもらえるか
- 必要に応じてテスト照射ができるか
- 痛みに対する対応があるか
- 肌トラブル時に医師の診察を受けられるか
- 硬毛化などが生じた場合の対応を確認できるか
- 希望する院・プランでGentleMax Proを使用できるか
まで確認することが重要です。
当サイトのおすすめ:レジーナクリニック
当サイトでは、GentleMax Proで医療脱毛を検討している女性の選択肢として、レジーナクリニックを紹介しています。
レジーナクリニックではGentleMax ProやGentleMax Pro Plusなど複数の医療レーザー脱毛機を採用しています。一部クリニックを除き、オーダーメイドプランのセットプランでは付帯サービスとして脱毛機の指定が可能と案内されています。
また、無料カウンセリング時に希望すればテスト照射を受けられると案内されています。ただし、そのテスト照射で使用する機器は医師が選定します。
さらに、医療レーザー照射後の赤み・腫れ、やけど、毛嚢炎などのリスクと対応についても公式サイトで公開しています。
デメリットや副作用が心配な方は、契約を前提にするのではなく、無料カウンセリングで次の点を確認すると判断しやすくなります。
- 「私の肌質・毛質でGentleMax Proを使用できますか?」
- 「希望する院・プランでGentleMax Proを指定できますか?」
- 「やけど・毛嚢炎・硬毛化などが起きた場合、どのような診察・対応になりますか?」
この3点を先に確認すれば、機種名や料金だけでは分からない自分自身のリスクと施術条件を確認したうえで契約するか判断できます。
※院・プランによって取扱機器や機器指定条件が異なります。肌状態等によって希望する機器で施術できない場合があります。使用機器・照射条件は医療機関が診察等を踏まえて判断します。無料カウンセリング時にご確認ください。
ジェントルマックスプロのデメリットに関するよくある質問
ジェントルマックスプロのデメリットについて、痛み、副作用、やけど、硬毛化、施術を受けられないケースなど、契約前によくある疑問をまとめました。
ジェントルマックスプロにデメリットはありますか?
あります。
痛みを感じる場合があるほか、レーザー照射に伴って赤み、やけど、色素沈着、毛嚢炎、硬毛化などが起こる可能性があります。
ただし、起こり方や程度には個人差があります。
ジェントルマックスプロにはどんな副作用がありますか?
PMDAの電子添文には、熱傷、凍傷、水疱、痂皮、色素沈着・色素脱失、瘢痕、紫斑、紅斑、浮腫、掻痒感、毛嚢炎、多毛化・硬毛化などが有害事象として記載されています。
ジェントルマックスプロでやけどすることはありますか?
可能性はあります。
電子添文にも熱傷や水疱形成などが有害事象として記載されています。
日焼けなど肌状態によってリスクが変わるため、施術前に肌状態を確認してもらうことが重要です。
ジェントルマックスプロで硬毛化することはありますか?
可能性があります。
GentleMax Proの電子添文にも照射部位・周囲部の多毛化や硬毛化が有害事象として記載されています。
ただし、すべての人に起こるわけではありません。
ジェントルマックスプロが向かない人はいますか?
一律に「向かない人」と決めることはできませんが、PMDAの電子添文では、光線過敏症がある場合、活動性の単純ヘルペス病変、開放創・感染状態の皮膚、刺青部分など、使用してはいけない患者・部位が示されています。
また、日光皮膚炎、ケロイドなど慎重な判断が必要なケースもあります。
妊娠中でもジェントルマックスプロを受けられますか?
電子添文では、妊婦・胎児に対する安全性は確立されておらず、妊婦および妊娠の疑いがある患者には慎重に使用するとされています。
実際に施術を受けられるかは医療機関へ確認してください。
まとめ|ジェントルマックスプロはデメリットとリスクも理解して選ぶ
GentleMax Proは、755nmのアレキサンドライトレーザーと1,064nmのNd:YAGレーザーを搭載し、長期的な減毛を目的として承認された医療用レーザー装置です。
一方で、
- 痛みを感じる場合がある
- 赤みや腫れなどが起こる場合がある
- やけどや色素変化のリスクがある
- 毛嚢炎が起こる場合がある
- 硬毛化・多毛化の可能性がある
- 皮膚状態などによって施術できない場合がある
- 1回で脱毛が完了するわけではない
といった点も理解しておく必要があります。
重要なのは、
「ジェントルマックスプロだから安心」
または逆に、
「副作用があるから危険」
と二者択一で考えることではありません。
自分の肌質・毛質・施術部位を医療機関に確認してもらい、期待できる効果とリスクの両方について説明を受けたうえで判断することが大切です。
デメリットや肌トラブルが心配な方は、契約前のカウンセリングで自分の場合の施術条件とトラブル時の対応まで確認しておきましょう。
情報の確認について
本記事では、PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)が公開するGentleMax Pro電子添文、医療機器メーカー・医療機関の公式情報を中心に確認しています。
GentleMax Proの医療機器承認番号は23000BZX00128000です。PMDAが現在公開している電子添文は2025年9月作成の第7版で、使用目的はレーザーの選択的熱作用による長期的な減毛です。
情報確認日:2026年9月18日
参考:
PMDA「GentleMax Pro 電子添文」
レジーナクリニック「医療レーザーの照射について」
レジーナクリニック「医療レーザー脱毛機について」
執筆者:アップストリーム合同会社
医療・ヘルスケア領域の事業承継・M&A、事業開発、マーケティング支援・コンサルティングに取り組んでいます。
美容クリニックをはじめ、医科・歯科の医療機関に関する調査・分析、事業支援の経験をもとに、医療脱毛に関する情報を公式サイト、公的機関、医療機器メーカー等の公開情報を確認したうえで発信しています。

